おぼんには、昔から神饌(しんせん)をのせていた折敷(おしき)としての意味合いが含まれています。
神饌は、豊作祈願や日々の感謝のため神に捧げる供物のこと。
その神饌を共にいただく神人共食の儀礼では、折敷だけが 、神様と人の間の結界を行き来できる唯一の道具といわれていたようです。

そんなちょっと意味深い由来からか、昔から結婚や長寿のお祝いに贈られることも多い「おぼん」。
あらためて本来の意味を知ると、せっかくなら作りが丁寧で長く使えるものを選びたいですよね。

伝統を守り、あたらしいことに挑戦する漆器一家のつくる
「おぼん」を紹介します。

すべりにくい!伝統の「加飾挽き」。

「加飾挽き」とは、石川県山中に伝わる、刃物を使って細やかに模様を削る加飾技術。
その模様は20種類以上あり、それぞれ道具と加工方法が異なり、様々な工夫を加えると無限の模様を生み出すことができてしまう。

それは伝統と経験、そして勘がものをいう、名もない職人による技ながらも、
もはや芸術的な神業なんです。

このおぼんには、「千筋」という模様が施されています。

「千筋」には、加飾という意味合いだけでなく、載せたものが滑りにくく使いやすいという効果もあります。
これは、いわゆる芸術性だけでなく、日常使いの「用の美」から生まれた技術でもあり・・・。

真ん中から同心円に、均等に描かれた美しい波紋。つい見惚れてしまいますね。

そして、この加飾をさらに美しく魅せ、そして使いやすく長く使えるように、漆が塗られます。

こちらの工房では、様々な工程を一貫して自社で行います。
それは木の素材を知り尽くし、漆や加飾の技術を追求したからこそ成し得たもの。
分業で行わないことで、スピーディーかつローコストが実現できます。

余談ではありますが、
そんな卓越した技術は、漆器の域を越えて、 こんなものまで作ってしまうほどに・・・。

伝統の技が巧みに詰まった「おぼん」。
実は使い方は、自由自在なんです。

こんなつかいかたも・・・。

中性洗剤で洗えますので、お料理を直接盛ってもいいんです。

ほどよい「筋」がキズをつきにくくさせ、
ほどよい「漆」が洗いやすくしてくれてます。

おひとり様の食事のおぼんとしても、幅をとらず、運びやすく便利。
お鍋のときなど大勢の食事でも、「ひとりおぼん」が活躍します。

毎日の食事に使いたくなる「おぼん」。
伝統に裏打ちされた技の結晶。間違いないつくりの「おぼん」。
使いやすく、長く。 そして、ちょっと神様への感謝、自然としっちゃってる。

oh Bon=C’est bon!!

【 商品情報 】

XA9112R
山中塗 丸盆 木地呂金線 10.0
価格:10,450円(税込)

サイズ 品寸φ30.0×H2.0㎝
仕様  木製/漆塗  化粧箱


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