日本人の食生活には欠かせない、にほんの木=箸。
毎日使うものですが、使っているとき、ふと心が温まる。
そんな魔法の箸があります。
それは、箸に独自のファッション性を取り入れた、オリジナルブランドが手掛ける技の結晶。
わずか幅 約1cmの木に、絵柄を施して作られる、いわば芸術ともいえる箸の誕生秘話に迫ります。

神戸・元町。

旧居留地にほど近い、トラベルスポットの一角に、この箸を手掛ける「神戸箸屋」はあります。

「神戸箸屋」の誕生は、1990年。
誕生当初から、スタッフは全員、女性

代表の大田さんにお話を伺いました。
1980年代、和食器を扱う仕事をしていた大田さん。
コーディネーターをしながら思うことは、箸のバリエーションの少なさでした。

そもそも箸はどこで作られている?

ところ変わって・・・
日本海の海の青さが目に鮮やかな、福井県小浜市。
実はこの町、箸の生産量日本一の町なんです。
なんと、箸の生産シェア70%以上!

なぜこの町で、こんなにも箸が作られているかと言うと・・・。
この地は、もともと400年以上続く「若狭塗」の産地。
とくに、海の幸である貝殻を使った工芸品を、江戸時代から作っていました。
この技術は、高級な箸をつくる技術として今でも国の伝統的工芸品ですが、 1960年代に、化学塗料が開発され、箸が大量生産できるようになり、 箸を作る技術がそのまま生かされ、現代に至っているのでした。

量産品と調度品、そのあいだの“woman目線”の箸。

大田さんは考えます。
女性の目線で、日々の生活を楽しむお箸が作れないだろうか・・・。
それが、量産品とは違って、少し上質で、安心できるものであれば、 贈り物としても喜ばれるのでは?

そこからは、小浜の職人さんとの格闘の日々・・・。
作り手事情を理解しつつ、細やかなデザイン性、流行性、 それをひとつひとつ理解してもらい、ひとつひとつ、新しい商品を生み出していきます。

その努力が実を結び、今年で32年。
常に新しいデザインと、より待ちやすい形状の箸を、世に送り出している「神戸箸屋」。

こころくばり、はどこに?

さて、このお箸、もうお気づきでしたか?

箸を2膳合わせると・・・

ハートの模様になるのです。

ふたりでひとつのココロになるんですね。

そしてこのお箸、だ円のかたちの六角形。
指にストレスなく収まり、手のなかで転がらない形状なんです。

桐の箱のデザインも、なにか大切なものを納めておきたくなる、捨てずに使いたくなる箱ですね。

何気なく気付く、さりげない、こころくばり。
ふだんの食生活にとけこむアイテムだからこそ、 自然に愛を感じていたい。

woman目線のこころくばりは、
作る人にも、使う人にも、 幸せをもたらしているんですね。

【 商品情報 】

OPN608
箸セット 華唐草 銀×ピンク
価格 : 2,750円(税込)

サイズ 箱寸 W7.0×D26.5×H2.0
仕様 木製/ポリエステル塗装 木箱入


OPN606
箸セット 華唐草 金×銀
価格 : 5,500円(税込)

サイズ 箱寸 W7.0×D26.5×H2.0
仕様 木製/箸先漆・ポリエステル塗装 木箱入


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