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紅葉や美しい樹形が特徴的な木「ポプラ」。ドラマのワンシーンでもたびたびポプラ並木が使われています。
そもそもポプラとはどのような木で、どんな特徴があるのでしょうか。
そしてこの木でつくられる「福梅盆」が、なぜ漆器の贈り物としてナンバーワンのお盆なのでしょうか。
その答えを探りに、石川県加賀市の製造元、浅田漆器工芸を訪ねました。
明治45年から代々続く、浅田漆器工芸。
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明治45年から代々続く、浅田漆器工芸。
現在では、父の3代目 孝氏と、長男の4代目 明彦氏で営まれています。
この地は、「山中塗」として国内でも有数の漆器産地として有名ですが、 そもそもお盆を作る技術に乏しく、
「ケヤキ」を使ったお椀づくりがメインでした。
昔は売れた、コーヒートレー
2代目の熱心な向上心から、技術の習得をし、お盆づくりをはじめます。 時代は高度成長真っ只中。和風から洋風へと生活のスタイルが変化するなかで、 最初にヒットしたのがコーヒートレーでした。
現在はあまり見かけませんね。。。
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このトレーを作るのに使用したのは、「トチ」の木でした。
「トチ」は地元で多く伐採されていました。
しかし、成長するには時間と労力もかかり、家具や建材としても人気が高かったため、 年々漆器への供給が少なくなりつつありました。
理想の木材を求めて...
本来お盆は、生活の道具として欠かせないもの。
供給が安定する材はないものか・・・。
山中塗のお盆づくりの先駆者である2代目の意志を次ぎ、 3代目は考えました。
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いろいろな材を調べるうちに、 国内外にはいろいろな木があることを知ります。
当時産地では、その土地で伐採される木を使用することが あたりまえの時代で、良くいえば地産地消なのですが、 そのために、生まれ育った土地の森林にダメージを与えることにも、一抹の罪悪感が。。。
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出会えたのが、「ポプラの木」
そこで3代目は、産地の域を越えて、木を探しに行きます。
そしてたどりついたのは、富山県の木材工業所。
こちらでは、ステーキのプレートの台座などを製造しており、国内外の材木を取り扱い、 加工しています。
日用品の木材を取り扱う、いわば、プロ。
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そこで出会ったのが、「ポプラの木」。
「ポプラ」は国内、国外どこにも生域しており、 成長が早く、価格も安定した樹種で、絶滅などの危険性もありません。
また、木肌がやさしく、かわいらしく、程よく削りやすく、軽い。
まさにお盆には適した素材!
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また、生命力の強い「ポプラ」は、古代ギリシャ神話では、
「勝利」、「愛」を表す木とされているようです。
「ぬりもん」販売ランキングNO.1「福梅盆」の誕生
「ポプラ」の程よい軽さとやわらかさを生かした、梅型のフォルムでお盆を作りました。
その名は「福梅盆」。
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偶然にも出会った「ポプラ」。
その生命力と愛、 ネーミングと、カタチが物語る幸福感は、 きっと永いこと、多くの家庭に、多くの幸をもたらしてくれることでしょう。
「ぬりもん」販売ランキングNO.1のこのお盆には、
そんな物語があったのでした。
【 商品情報 】
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XA1001
山中塗 福梅盆 摺り漆 縁朱
価格 : 8,250円(税込)
木地加工の技術に優れた石川県、山中塗の丸盆。
古くから吉祥文様として親しまれてきた梅をかたどった丸盆は、 漆を刷り込んだ木地の風合いも美しく、シンプルで飽きの来ないデザインで、贈り物におすすめです。
サイズ Φ30.0×H2.0
仕様 木製/漆塗 化粧箱入
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XA1102
山中塗 小判盆 摺り漆 縁朱
価格 :14,300円(税込)
木地加工の技術に優れた石川県、山中塗の小判盆。
横幅48cmで大勢の来客時に重宝。
しかも、持ちやすく軽い仕上げです。
漆を刷り込んだ木地の風合いも美しく、シンプルで飽きの来ないデザインで、贈り物におすすめです。
サイズ W48.0×D30.5×H2.0
仕様 木製/漆塗 化粧箱入
お買い求めは、下記の取扱店舗にてお願いいたします。